「漫画の中の男なら、もっとスムーズにベッドへと誘えるんだろうな」
「私が『現物』です。よろしくお願い致しますお嬢さま」
「この先も知りたい? 僕は本気の恋をしないけど」
「そうだ。君は優しくしないと壊れてしまうんだ」
「秋希……、ずっと俺のものでいて」
「この曲を弾いていると、君を思い出すんだ」
「他の男に渡すわけにはいきません。俺に黙って抱かれてください」
「今さら恥ずかしがるのか? 君の白い肌は、俺だけが触れられるものなのに」
「胸だけでこんなに感じてくれるなら……ここを触ったら?」
「僕は、貴女の身体がほしいだけなので」