「……知らなかったな、こんなに悪い子だったなんて」
「……君に、苦しいほどの快楽を」
「……可愛いな。君は本当に菓子みたいだ」
「思い切り快楽に身を任せろ――それが、君の命を救うことになる」
「感じすぎて、ばかになっちゃうかもしれないけど。責任とってくれる?」
「まったく、悪い女だな、君は……こんな風に誘ってきて」
「小さい体……肩も腕も……唇までも……」
「ヴィーの血の匂いは……ダメだな」
「――言っただろ、俺を頼れって」
「僕がほしいのは――君だけなんだ」