「俺と二人きりの時は、裸で構わないのに」
「口寂しくなったら、またキスしに来るから」
「君の匂いで──理性が持たない!」
「言っただろう、今の俺は抑えが利かないと」
「遠慮するな。快楽の先にあるものを、魂をこめてお教えしよう」
「誰にも知られたくないなら、俺が攫ってしまおうかな」
「キミだよ。キミは俺の初恋の女の子なんだ」
「あなただけを想うわ。これは誓いじゃない。呪いよ」
「貴女の望みを叶えるのが、私の喜びだ」
「ずっと昔から、好きだった。どんどん好きになっていく自分が、怖くて――」