おかしくなるまでイカせてあげる~性感マッサージで幸せ連続絶頂~

おかしくなるまでイカせてあげる~性感マッサージで幸せ連続絶頂~

「イキ過ぎてトんじゃった?幸せそうな顔だね」

あらすじ

「イキ過ぎてトんじゃった?幸せそうな顔だね」

総イキ20回!大量ラブシーン!

彼氏に不感症呼ばわりされ、性感マッサージを受けることにしたOLかすみ。
超美形セラピストの魔法の指先が彼女を蕩けさせ、未知の性感を開花させていく。
やがて優しく謎めいたセラピストに惹かれていくかすみだが…!?

クリ、Gスポ、ポルチオ、潮吹き、乳首、乳房、アナル、脳イキ…もちろん両想いエッチでの幸せ中イキも。
蕩ける連続絶頂マッサージ!

作品情報

作:フォクシーズ武将

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本文お試し読み

○プロローグ

 これほど切なくて、そして幸せな気持ちは初めてだった。
 意識すらしたことのない体の最奥が、今やかすみの全身を支配している。大きく温かな手が肌を撫で、敏感な場所をかすめていく。その度、体の奥がじわりと涙のように蜜を零した。そこを満たしてほしいと。一番奥の、一番大切な場所まで、あなたで満たしてほしい、と。
 その思いが疼きとなって、どうしようもなくかすみの体を震わせる。濡れた唇から熱い吐息と、甘く蕩けた声がこぼれた。
 彼はそれを見とめて、くすりと笑みをこぼす。そして、かすみの疼きの根源を知っている、という様子で、彼女の白い下腹にそっと口づけを落とした。
「ふ、ぁっ……」
 腹部を隔てて彼の口づけを受けた子宮は、切なく収縮する。一時間以上入念にマッサ―ジを受け、高められた体はもはやどんな微細な刺激も快感に変えてしまう。かすみは甘い苦しみに悶えた。
 彼が顔を上げ、恍惚とした微笑で見下ろす。後ろでゆるく束ねた髪が乱れ、栗色の一房が目元にかかっていた。かすかに上気した白い頬。優しい笑みをたたえた形の良い唇。硬質な印象を抱くほど均整の取れた肉体は、今や薄く汗に光っている。今の彼の姿ほど美しいものを、かすみは見たことがないと思った。
 彼の濡れた瞳が揺れ、その奥に確かな情欲を認めてかすみはぞくりと戦慄する。彼も、求めてくれている。そう思った瞬間、燃えるように体温が高まる。体の奥から命じられるように、勝手に口から言葉がこぼれた。
「雅さん……い、入れて……ください」
 彼が瞠目し、刹那時が止まる。かすみには、その一瞬が永遠にも思えた。拒否されるに違いない、と思った。熱にうかされて口走った言葉への後悔が湧き上がる。
 少し哀しい微笑を浮かべ、彼はかすみの頬にそっと口づけが落とす。そのまま、唇が耳元に寄せられた。
「そんな不安な顔しないで……」
 優しい声に、泣きたくなる。彼にはどうして、かすみの心が全てわかってしまうのだろう。いや、それよりも、彼はどうして、かすみの心をこれほど気遣ってくれるのだろう。
「ごめんなさい……」
 優しい彼に甘えて、ずるい願いを抱いた自分への嫌悪が湧き上がる。胸が詰まって、涙がこみ上げた。だがずるいとわかっていても、彼に抱いてほしかった。このまま、この優しい人に奥まで満たされたかった。生まれて初めて、体が、内側が、心から「男」を求めているのがわかる。
 恋人じゃない人を、求めるなんていけないのに――
「おねがい……ほしいの……我慢、できない……」
 取り繕うすべもなく、必死に懇願する。彼のどこか苦しげな吐息が耳をかすめた。彼は身を起こすと、じっとかすみを見つめる。
 彼を促すように、かすみはそっと腰を浮かす。濡れそぼった花弁はひくひくと戦慄いて、そこを満たす熱を望んでいる。彼の張り詰めた昂ぶりが、そっと蜜口にあてがわれるのを感じた。その感触に、全身に喜悦が走る。
 罪でもいい。この瞬間のためなら、何でも捨てられる。
 体の奥が、そう叫んでいた。そしてかすみは、生まれて初めて、心からの充足を待ちわび――

○第一章 お風呂でとろける

 ラブホテルの受付を一人で済ませ、選んだ部屋の鍵を開ける。
 華やかだがどこか艶然としたムードに照らし出された室内を見て、かすみは奇妙な緊張が高まるのを感じた。
 今からここで、初めて会う男性に肌を晒す。その人の手が肌に触れ、その指を秘められた場所に受け入れる。情欲に高ぶった姿も、熱に乱れた声も、すべてをさらけ出す。
 かすみにはまだ、その実感がなかった。自分で店を選び、サイトから予約を入れたにもかかわらず、まだ何となく、すべて夢の中のできごとのような気がしていた。――知らない人から、性感マッサージを受けるなんて。
 こんなことになったのもすべて、彼氏のせいだ。彼に言われたことを思い出すと、それだけで怒りがぶり返してくる。

 付き合い始めてそろそろ二ヶ月になる彼と、ベッドインするのは三度目だった。
「お前さ、不感症じゃないの?」
 息苦しさと熱に朦朧としていた思考が、彼のその言葉で急速に冷えて行く。彼がすっと体を起こし、圧迫していた質量がずるりと抜き去られた。汗をかいた体に触れる空気が冷たく感じる。
「男に任せとけばいいと思ってるみたいだけどさ。ちょっとは努力してよ」
 かすみはなぜ彼が怒っているのかよくわからなかった。ただ呆然として、返す言葉も出てこない。
 確かに、男性経験の少ないかすみはまだ性感になれておらず、彼と触れ合っていても快感を覚えてはいなかった。それでも、一緒に居られることや、温かく触れ合えることが嬉しいと思っていたのだ。彼の方はそうではなかったと、今初めて知った。
「女も、開発してくれる風俗店とかあるみたいだから、行ってみれば?」
 そして、ぶつけられた言葉に唖然としてしまう。ショックだった。普通、恋人の体を他人に触られて平気なものだろうか。セックスの相性が合わないというだけで、体を開発してもらって来いだなんて。まるで壊れた道具のような扱いだ。
 たとえ体は満たされていなくても、恋人として想い合っていると思っていたのに。そう思うと、今まで彼に触れられていたことまで、何だか汚らしく感じられた。
 彼はそのままかすみの返答を聞くこともなく、ため息をついてシャワーへ向かった。彼女はベッドに取り残され、ただ愕然とするしかなかった。
 驚きと羞恥に圧倒されていた悲しみがやっと実感されたのは、服を整えて帰途についてからだった。都会の灯りの中で、不意に吹き抜けた冷たい風に身をすくめる。身を寄せ合ったカップルとすれ違い、ふと、彼らは体の相性はいいのかしら、などという考えが頭を過ぎる。そして、すぐにそんなことを考えた自分に嫌悪感が込み上げた。
 自分の体はおかしいのだろうか。自分は女として、人間として、不完全なのだろうか。不安に襲われて、足元が暗くなる。この世界に、たった一人で取り残されているような気がした。
 その日からというもの、仕事中も一人でいるときも関係なく、しばらくは彼の言葉が頭から離れなかった。葛藤に疲れ、ひどく自分を汚してしまいたい気持ちになっていく。そしてついに自棄になって、女性用の性感マッサージを検索した。そして、驚いた。
 かすみの想像以上に、女性用の風俗サービスはたくさんあった。性感開発マッサージ、出張ホスト、レンタル彼氏、レズ風俗……想像したこともないような多様なサービスが検索結果に並んでいる。女性に向けているからか、露骨に性的なニュアンスで誇張された情報は少なく、むしろ一見普通のエステ店に見紛うようなサイトが多かった。
 もしかしてかすみが思っていたより、こういうサ―ビスを受けるのは普通のことなのかもしれない。店舗のサイトにも、「恋人をもっと満足させたい方に」「パートナーとの行為を充実させたい方に」などの文章がある。これは普通のマッサージやエステと同じで、かすみが考えているほど道徳的に問題のあるものではないのかもしれない。
 行ってみてもいいかも……
 いつの間にか、かすみはそう思い始めていた。
 彼の言葉に引っかかっていることが悔しかったし、密かな興味がないわけではない。かすみは今まで、「オーガズム」とか「イク」という感覚を知らなかった。店舗の紹介文の中には、その現象についての魅惑の誘いが踊っている。
「甘くとろける、女性の最高の幸せ」「心が満たされ、女性ホルモンも分泌され、綺麗で自信のある女性になる」「ポルチオでのオーガズムは強烈過ぎて、その相手に恋してしまう」
 流石に大げさに書かれているのだろうが、興味を惹かれないわけでもない。「女の喜び」と言われるものが、確かに自分の中にも眠っているのだとしたら。それを知ってみたい気持ちも、ないとは言えなかった。
 行ってみよう。
 かすみは心に決める。一度そう思ってしまうと、何だか肩の荷が下りたような気がした。
 どきどきしながら、安全そうな店を探していく。風営法に則った店舗許可登録の番号のある店ならば、危険はないだろうと算段をつける。最終的に、女性に施術してもらえるレズ風俗と、技術の確かなセラピストが多いと口コミのある性感マッサ―ジ店のどちらかで迷った。
 彼への貞操を考えるなら、レズ風俗の方がまだましだろうか。しかし結局、かすみは男性に施術してもらう性感マッサ―ジの方を選んだ。そこには、ほんの少しの後ろめたさと、密やかなときめきがあった。仮にも恋人に「風俗にいけ」と言い放った彼氏への、意趣返しの気持ちだった。
 どの店も本番は無しと書かれていたので、体を交えるわけではない。しかし、客が望むなら施術者も全裸になって、キスや抱擁をしてもいいと書かれている。かすみにはそこまでする勇気はなかったが、ひとときだけは擬似的な恋愛気分になってもいいということだ。彼が与えてくれない快楽をくれる人に、束の間少しだけ心を寄せたっていいだろう。だって、彼自身が行けと行ったのだから。
 そんなふうに思うと、少し心が軽くなる気がした。かすみは予約をし、期待と不安のはざまで揺れながらその日を待った。

(――つづきは本編で!)  

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