「他の男に渡すわけにはいきません。俺に黙って抱かれてください」
「今さら恥ずかしがるのか? 君の白い肌は、俺だけが触れられるものなのに」
「言っただろ、いくらでもしてやるって。今夜は離さないから」
「貴方に男として見られていないのは、面白くないですね」
「とにかく、独り占めしたい。それだけだ」
『あまあま授かりえっち』をテーマに5人の作家が贈る、読み切り短編集!