「これほど淫らだったなんて……嬉しいよ」
「どちらかと子を成せ。その相手がこの国の次期後継者となる」
「言っただろう、今の俺は抑えが利かないと」
「誰にも知られたくないなら、俺が攫ってしまおうかな」
「キミだよ。キミは俺の初恋の女の子なんだ」
「貴女の望みを叶えるのが、私の喜びだ」
「早く繋がりたい。俺のものだって証明させて」
「ずっと昔から、好きだった。どんどん好きになっていく自分が、怖くて――」
「じゃあ私、本当に結ばれても良いの……?」
「もう一度やり直せたら、なんだってするのに――!」